【129杯目】うずらピータンの茶碗蒸し

アヒルの卵を石灰が含まれる土に埋めておくと、化学反応でゼリー状になる。いわゆる「ほっといたら腐っちゃったけど食べたらうまかった」系食品だが、この現象は納豆やウスターソースの誕生秘話としても語られる(諸説あり)。

学生時代、住み込みで新聞配達のバイトをしていたが、店の向かいにあった中華屋で初めてピータンを食べた。クセが強いが慣れるとやみつきになって、店の仲間と夜中しょっちゅう食べに行った。気づくと、朝刊を積んだトラックが向かいにやってきていて、そのまま寝ないで配達に出かけることに。みんなフラフラで配達するから、不着・誤着が大量に発生し、対応で午前中まるっと食われるため、学校に行けない…という本末転倒なことを、学習せず何度も何度も繰り返していたのが懐かしい。

茶碗蒸しに使ったのは中華街のおみやげに買った「うずら」のピータン。なるほど、別にアヒルじゃなくてもよいらしい。茶碗蒸しの具材に卵を使う例は何度も試したので、これも間違いなく嫁のヒットに違いない。

…と、思ったら、まさかのアウト。そもそもピータンが無理だったらしい。完全にリサーチ不足、と、言いたいところだが、過去には何度かピータンを話題にしていた記憶がなくもない。いすれにしても、食卓に頻繁に登場する食材ではないし、べつにピータンを食べられても食べられなくても、人生はさほど変わらない

 

2018-09-12 | Posted in 茶碗蒸しNo Comments » 
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