【茶碗蒸しじゃない】タラと白子のグラタン

世界には、三度々々同じ献立という地域も少なくない。ドイツの農村ではベーコンと黒パンを、アルゼンチンの山奥ではゆでたじゃがいもを、アジアの遊牧民は石のように硬い羊のチーズを湯に溶かし、朝昼晩365日食べるという。食事をファッションと捉える先進国の人間には、とうてい想像つかないライフスタイルだ。嫁を除いては

現時点での嫁は「卵」「ラーメン」「タラの白子」の3種類があれば生きていけるといっても過言ではない。しかも、このうちラーメンは「卵を食べるための媒体」にすぎないので、厳密には2種となる。こんなメニュー、一週間出され続けただけでも、気が狂うか痛風になるかどちらかが普通だと思うが、どうも嫁の辞書に「食い飽きる」の文字はないらしい。とくに今は「タラの白子」が季節的にも嫁ブーム。なんならちょっと茶碗蒸しイラネってくらい白子喰うため、本ブログのアイデンティティを脅かしている

タラの白子、いつもは塩コショーして小麦粉はたいてバターでソテー。いわゆるムニエルで喰うのが常だが、一度クリームコロッケに仕立てたところ、意外にうまくいった。ただ、白子の風味がかなり消えてしまったのと、クリームコロッケの工程はかなりめんどくさいので、再考案したのが「タラと白子のグラタン」だ。

刻みタマネギと塩コショーしたタラの切り身をバターで炒めたところにホワイトソースと牛乳、湯引きした白子を加え、チーズとパン粉をトッピングして250℃オーブンで10分焼く。白子が余っていればソテーしてのせてもいい。タラ、インタラ、オンタラ、の、三重奏。身が加わったことでタラの風味が生き、濃厚でクリーミー。タラと白子好きには文句ないはずだ。

そんな白子、相変わらず入手しづらい。嫁以外に毎日白子ウェルカムという人間が、半径10km圏内にいるとは思えないので謎ではあるが、現実として希少なことは間違いない。そこで最近、おおよそ半額くらいで手に入る「鮭の白子」にも手を出しつつあるが、こちらはまだ開発段階。市場に大量に出回っているうちに術中に収めるべく、研究は続く。

2018-12-11 | Posted in 茶碗蒸しじゃないNo Comments » 
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