【136杯目】かんぴょう巻き茶碗蒸し
年の瀬につき、キッチンの大掃除をしていたら、なんだかよくわからない茶色いヒモのようなものが出てきた。よく見ると、どうも「かんぴょう」らしい。かんぴょうといえばユウガオの実で、お寿司や煮物に使われるはずだが、日常的に使う食材ではないため、なんでこんなものが我が家にあるのかわからない。おそらくロールキャベツや昆布をむすぶ用途として、「道具」的に一度だけ買ったものが、その後消費されず延々残っていたものと思われる。
何年越しなのか、賞味期限が切れてからどれくらい経過しているかも不明なかんぴょう。せっかくなので海苔巻きにしてみたところ、意外にも子供に大ウケ。かんぴょう巻きといえば、玉子、お稲荷とならぶ「なくてもいんじゃね?」ネタシリーズ代表と思っていたが、まさか我が家で需要があるとはね。
茶碗蒸しは、戻しただけのかんぴょうを卵液に混ぜ蒸したところに、すこしとっておいたかんぴょう巻きと、煮たかんぴょうをトッピングするという、バランスも脈絡もないやっつけ仕様。茶碗蒸しに酢飯を乗せる暴挙に対して、嫁のファーストインプレッションは「何これ?」こっちが聞きたいものである。
2018-12-30 | Posted in 茶碗蒸し | No Comments »
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