【25杯目】カルボナーラ茶碗蒸し

知人からチーズを使った茶碗蒸しを提案いただいた。ただ茶碗蒸しにチーズをぶっこんだだけでは面白くないので自分なりに暴走、…ではなく工夫。

牛乳とベーコンでカルボナーラに仕立てに挑戦。出汁のかわりに牛乳を使い、チーズは当然パルミジャーノ。ベーコンとチーズにうま味があるので味付けは塩のみ。仕上げは焦がし玉ねぎと迷うが粗挽き胡椒で簡略化。それでも、なんとも贅沢な茶碗蒸しが完成。かくれキャラに早ゆでパスタを入れた時点で、茶碗蒸しというよりむしろグラタンに近づいた感が否めないが、気づかなかったことにする。

ところで、カルボナーラは「炭小屋」という意味らしい（諸説あり）。卵や牛乳、ベーコンを使ったパスタのことかと思いきや、実のところ、トッピングする焦がし玉ねぎや胡椒を使った「焦げた炭」部分が主役なのだ。なんと自虐的なネーミングか。ここまでの過小評価は、せっかく白身フライや磯辺揚げがのっかってるのに、あえて主役は海苔と言い張る「のり弁」くらいしか思いつかない。

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