【30杯目】海苔と味噌の和同開珎茶碗蒸し

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卵液にすこし味噌をまぜた、ちょっと田舎風に仕立てた茶碗蒸し。具はなく、トッピングは海苔のみ。たまにはこんなシンプルな茶碗蒸しもよい。ところが、この見た目に対して「なにこれ?和同開珎みたい」と、嫁。…和同開珎ってなんだっけ?ググッて思い出した。和同開珎は四角い穴がトレードマークの日本最古の硬貨。言われてみると確かに、丸い丼に四角い海苔をのっけた見た目は古い貨幣を彷彿とさせるが、「なぜ今その引き出しが出てくるか?」感は否めない。そして「味噌味」には一ミリも反応しない。

昔「学習と科学」という学研教材で、古い硬貨を粘土で再現する付録があった。その中で、5歳離れた兄がプラカラー(主にガンプラに使われるホビー用途の塗料)で超リアルに塗装した「一分銀(これも、昔の硬貨)」の仕上がりが秀逸だったのを覚えている。が、考えたらこの付録、ちょっとした「通貨偽造」だったんじゃないかと、今更ながらに思った。

 

レシピ

材料(1人前)

  • 卵 2こ
  • 水 140cc
  • 味噌 少々
  • 白だし 小さじ1
  • 板のり 適量

作り方

  • 卵と水、味噌、白だしをよくまぜ、器に入れる。
  • 蒸し器にかけて、弱火で15分程蒸す。
  • 蒸しあがりに板のりを乗せて完成。
2016-07-10 | Posted in 茶碗蒸しNo Comments » 
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