【31杯目】肉じゃがコロッケ茶碗蒸し

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我が家ではコロッケを作る際にひとつのルールがある。必ず一回肉じゃがを作ってから、その残りをベースに作ったコロッケじゃないと、子どもたちが食べない。なんなら、肉じゃがはコロッケの前夜祭くらいに思ってるので、出されて喜んでるくせに全く箸をつけないふしがある。試しに一度、いきなりコロッケを作ってみたら、まんまと見ぬかれて全然売れなかった。若干風味に違いがあるものの、これはこれでウマイはずなのに…。子供の味覚を侮ってはいけない。

そのコロッケのタネをすこしとっておいて、卵液とまぜる。蒸しあがりにパン粉をまぶし、オーブンで焦げ目をつけたのが「コロッケ茶碗蒸し」。小判にまとめないところは、平野レミの「食べればコロッケ(口の中でまざると、なんとなくコロッケ味になる)」と同じ原理。嫁曰く「コロッケが食べたいときに出されたら物足りないし、茶碗蒸しが食べたい時に出されてもコレジャナイ」とのこと。肉じゃがコロッケ茶碗蒸しは、思いついた時点で、既に失敗が始まっていたのかもしれない。

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大量に作っても、本人が口にできることは稀な、我が家のコロッケ。仕方ないので、子供が興味を示さないアジフライやハムカツとセットで作ることが多い。

 

レシピ

材料

■肉じゃが(4人前)

  • じゃがいも 2こ
  • たまねぎ 1こ
  • にんじん 1本
  • しらたき 半パック
  • 豚バラスライス 大量
  • 砂糖(てんさい糖)
  • 醤油

■肉じゃがコロッケ(4人前)

  • あまった肉じゃが
  • じゃがいも 2こ
  • 豚ひき肉 半パック
  • 砂糖
  • 小麦粉
  • パン粉

■肉じゃがコロッケ茶碗蒸し(1人前)

  • 肉じゃがコロッケのタネ 大さじ2
  • 卵 1こ
  • 水 70cc
  • 白だし 小さじ1/2
  • パン粉 適量

作り方

■肉じゃが

  • 豚バラは軽くお湯にとおして余分な油を落とし、はがれやすくしておく。
  • 野菜を乱切りにして、たまねぎ、にんじん、しらたきの順に鍋で炒める。
  • じゃがいもを入れて、さらに炒める。
  • 具が浸らない程度に、鍋に水を入れる。
  • 豚バラを入れる。野菜のスキマにねじ込むように!
  • 砂糖、醤油で味付けし、フタをして弱火で10分くらい煮込む。
  • 火を止め、そのまま放置。放置することでじゃがいもがやわらかく、味が染み込む。

■肉じゃがコロッケ

  • あまった肉じゃがは水分が多いので、フライパンでこげないように炒め、水分を飛ばす。
  • ひき肉を投入して、砂糖、塩で調味。(A)
  • じゃがいもは皮を向いて、やわらかく茹でる。
  • 茹で上がったじゃがいもをつぶして、(A)とまぜる。
  • 冷蔵庫で急冷。
  • 小判状、または球状にまとめる。
  • 小麦粉と卵で卵液を作る。タネを卵液→パン粉の順につけて衣をつくり、油で上げる。

■肉じゃがコロッケ茶碗蒸し

  • 卵と水、肉じゃがコロッケのタネ、白だしをよくまぜ、耐熱容器に入れる。
  • 蒸し器にかけて、弱火で10分程蒸す。
  • 蒸しあがったら、表面にパン粉をまぶす。
  • トースターでパン粉に焼色をつけて完成。
2016-07-11 | Posted in 茶碗蒸しNo Comments » 
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