【茶碗蒸し救済アイテム】カセットボンベ・バーナー

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なぜ茶碗蒸しにバーナーが必要なのか、と思うが、実は意外に重宝する場面がある。それは「表面にできたぶくぶく泡」を除去するとき。プリンを作る人ならおなじみだが、この類の料理は、卵を混ぜた時にできる表面のぶくぶく泡問題が常につきまとう。対処法として「スプーンですくいとる」か「茶こしで濾す」などが思いつくが、もっとも簡単なのが「ガスバーナーで表面を焼き、泡を破壊する」なのだ。

ところで、「ガスバーナーで炙った料理はガスのにおいがついて美味しくない」という説がある。ガス漏れに気づくよう、人工的につけられた臭い「付臭」が料理につくためというが、実はこれ、完全燃焼することで無臭となる。つまり、ガスバーナーで炙った料理がガス臭いということは、科学的にありえない。安心して使ってOK。もしガス臭いと感じたら、それは料理そのものではなく、炙った直後の大気臭か、あるいは「気のせい」。従って「ガスで焼いたうなぎなんか、うなぎじゃねえ!」と、包丁振り回すのは、場面によっては恥ずかしい可能性があるので、注意が必要。

2016-08-03 | Posted in 救済アイテムNo Comments » 
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