【80杯目】パイ包み茶碗蒸し凹

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一般相対性理論によれば、重力とは質量によって生まれた時空の歪みのことである。歪んだ空間がもとに戻ろうとする力、不自然に一箇所に集まったエネルギーが平準化されようとする際に起こる、ごくごく自然な物理現象であり、人知を超えた超常現象である。すなわち、人類が重力に抗うことはとうてい許されることではない。それがたとえ料理であろうと。

つまり、パイ包み茶碗蒸しの「パイ」部分が思いのほか膨らまず、なんか「へしょん」と残念な結果になったことも、あくまで自然の摂理であり、作った本人には全く否はないことは、アインシュタインが証明している。むしろ、これこそが本来のパイ包みの姿であり、ふっくらキレイに膨らんだパイ包みは、神を冒涜した愚かな仕上がりと言えるだろう。重ね重ね言うが、今回俺は何も失敗していない。

レシピ

材料(1人前)

  • 卵 1こ
  • 卵黄 1こ
  • 水 200cc
  • たまねぎ
  • ベーコン
  • ブイヨン
  • 冷凍パイ生地

作り方

  • 冷凍パイ生地は、半解凍してのばし、カップの大きさにカットして、再び冷蔵しておく。
  • 鍋にたまねぎとベーコンを炒め、色が変わったら水・ブイヨンを入れ煮込み、スープにする。
  • 卵とスープをよくまぜカップに入れ、蒸し器にかけて、弱火で10分程蒸す。
  • カップにパイ生地をかぶせ、卵黄を塗り、200度に熱したオーブンに入れ、15分程焼く。

 

2016-11-08 | Posted in 茶碗蒸し2 Comments » 

コメント2件

 今日の弁当 と 数検 - オヤコドンペリ  | 2016.11.10 23:17

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