【106杯目】破竹の勢い茶碗蒸し

筍の旬なんかとっくにすぎたと思ってる頃、ふと地元の野菜直売所なんかに行くと、筍が大量に売られている場面に遭遇する。「真竹」というらしい。いわゆる筍(モウソウチク)よりずっと細く、筍というより竹そのものに近い見た目だが、あくが少なく調理しやすいという。そこで、同じ時期に出回っている「ヤングコーン」とあわせて、初夏の生命の強さを茶碗蒸しで表現してみようと思う。

が、思いのほか具材がナヨナヨしていて、全体的に白っぽく、あまり生命力を感じない。どちらかといえば、アルビノと言ったほうが正しい。ただ、真竹のあくが想像以上に残っていて苦かったため、ある意味では生命の強さを感じられたかもしれない。

2017-06-12 | Posted in 茶碗蒸し1 Comment » 

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