【66杯目】今度こそ松茸茶碗蒸し

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松茸の季節。といっても、実際に松茸を買って食卓に出したことは一度もない。根っからの貧乏性が災いして、国産はもとより中国産でも1パック2000円という値段に尻込みしてしまうのだ。そんな超庶民の我が家でも、せっかくなので雰囲気くらいは味わいたい。

過去に「松茸風茶碗蒸し」を作った。これは単に「永谷園のお吸い物松茸の味」の恩恵を受けまくっただけの代物だったが、今回は若干ステップアップして「松茸の炊き込みご飯の素」からスピンオフ。風味だけだった前回に比べ、わずかだが松茸本体の食感も楽しめる贅沢なプラン。

レシピ

材料（1人前）

卵　1こ
水　100cc
松茸の炊き込みご飯の素、出汁　適量
茸の炊き込みご飯の素、の具　適量
三つ葉　少々

作り方

卵と水、松茸の炊き込みご飯の素の出汁をよくまぜ、器に入れる。
蒸し器にかけて、弱火で15分程蒸す。
蒸しあがりに茸の炊き込みご飯の素、の具と三つ葉をのせて火を止め、ひと蒸しすれば完成。

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ちなみに、炊き込みご飯もバッチリ楽しめた。炊き込みご飯の素のコスパは最強だ。それにしても、いくら高級食材とはいえ、食材の価格としてはあまりに馬鹿げた相場観。水上勉は著書「土を喰ふ日々」の中で、何千円、何万円もする松茸など「舌が腫れる」と揶揄している。まあ、買う方の価値観だから、好きにすればいいんだけど。